うちには第1世代のiPadがあります。いつだったか母にプレゼントして、7年くらい使っていたものです。母のiPadは現在2代目(第6世代)になっていて、役目を終えた第1世代は2021年まで眠っていました。
このたび、その第1世代iPadに「私のノートPCのサブモニター」の仕事に就いてもらったので、うれしくなって書き残します。
初代iPad
サポート打ち切りの初代iPad。何をやるにもiOS5.1.1であることにつまずいてしまいます。
でも特に壊れてはいないので、何かに使えないかなぁ。
サブモニターほしい!
いろいろ検索してみたところ、これだ!と思ったのが、PCのサブモニター化です。私の狭いデスクに普通のモニターは置けないけど、iPadなら、使いたい時だけ立てかければOK。
ちょうどよい記事を見つけ、さっそくやってみることにしました。
参考にさせていただいた記事です。ありがとうございます。
やっぱりiOS5.1.1につまずいた
対象アプリ:TwomonUSB USB モニタ,デュアルモニタ(使用時の価格1220円)
参考にさせていただいた記事には「更新:2017年4月10日 互換性:iOS5.1.1以降」のスクショがありました。
初代iPadで唯一使えるであろうと紹介されていたこのアプリですが、App Storeで見ると、バージョンアップしているみたい(涙目)。
2021年現在は「更新:2018年11月8日 互換性:iOS8.0以降」となっています。試しにそのまま導入を試みましたが、iOS足りないよ、とはじかれてしまいました。
ダウンロードしたことがあるアプリなら、旧バージョンを入手できる
次に参考にさせていただいた記事がこちらです。ありがとうございます。
最新バージョンをダウンロードできる端末で、欲しいアプリを落とす。
↓
落としたときのAppleIDで古いiPadにログイン。
↓
今落としたアプリを探して古いiPadにダウンロードする。
というもの。そのアプリが古いiPadでも使えていたことがあれば、対応するバージョンが入手できるとのこと。
今回は有料のアプリなので、私のIDを使いました。
iPhoneは持っていないので、端末は母の2代目iPadを借りました。
iPhoneでもサブモニター化はできるようですし、ダウンロードの履歴を作りたいだけなので、iPadでなくてもいいそうです。
その後、母のiPadに落としたアプリは消去しました。
先ほどの参考サイトに戻って設定のつづき
完了
サブが左に付きました。
使用感
使った感じは、少し動きが遅れるかな?という程度。
遅い動きを気にしたくないので、参照画面などはiPad側、文字入力や画像編集など、ぐりぐり動かす画面をPC側にするようにします。
編集中の確認が見やすく、やりやすくなりました。作業が遅い私ですので、これで少しでも作業効率が上がるといいな。
余談
デュアルディスプレイと同画面表示ができる
画面が広くなるサブモニターと、2つのモニターに同じ画面を映す設定ができます。
接続中に、iPadの画面を3本指で触れば切り替えられる画面が出ます。
サブモニターではiPadの性能は関係なし
PCで処理しているものをiPadに映しているので、iPadの性能はあんまり関係ありません。
下の写真は、同じサイトを初代iPadのSafariとPCのMicrosoftEdgeで見比べています。iOS5.1.1で使えるSafariでは、反映されないプロパティがたくさんあります。
上の写真のiPadはサブモニター化しているので、PCで起動した画面が映し出されています。
100円ショップのスタンド
どこで買ったか忘れてしまいましたが、以前スマホに使うために買ったスタンドで、iPadも立てられました。
角度は変えられませんが、今の環境にはちょうど良かったので問題なしです。買わずに済みました。
初代iPadをまだ使うことができるので、ちょっとしたSDGs(12.つくる責任、つかう責任)と言えるのかな?
少しでも参考になりましたら幸いです。